妊娠出産費用はいくら?東京の大学病院で出産した場合のリアルレポ

妊娠出産費用はいくら?東京の大学病院で出産した場合のリアルレポ

東京にある東邦大学医療センター大森病院で妊婦検診〜出産まで行った場合の妊娠出産費用トータルは約84万円で、健康保険から支給される出産一時金42万円を差っ引くと、実質出費は約42万円でした。

この記事では、都内の大学病院で出産までの検診・検査等の費用と正常分娩(自然分娩)の費用、医療費控除で還付された金額、最後に節約できる内容をちょこっとご紹介します。

※あくまで令和2年に東邦大学医療センター大森病院で正常分娩で出産した場合のレポートです。地域、病院の種類、出産時期によって金額は変わるため参考までにご覧ください。

妊娠発覚から分娩までの妊娠出産費用の内訳

妊娠出産費用の総額は約84万円でした。内訳は下記の通りです。

初めての産婦人科受診〜
分娩前最後の妊婦検診までの費用
134,000円
分娩費用
(自然分娩・促進剤利用・4人部屋)
686,000円
薬の費用
(鉄剤・鎮痛剤・便秘薬など)
16,000円

出産は病気ではないので、妊婦検診約13万と正常分娩の約69万は保険が適用されず、分娩費用の約69万円は全額自己負担となりますが、出産一時金が 42万円もらえるので差っ引くと自費は約42万円になりました。

妊婦検診費用

分娩までの妊婦健診費用の総額は134,000円でした。

町の産婦人科だと、市区町村でもらえる補助券で検査費用がまかなえるため、「ほとんど支払いがなかった」という方もいますが、東京の大学病院では結構な出費になりました。

私の場合、妊娠が判明した直後の初診と2回目(6週目)の心拍確認の診察は近所の産婦人科に通い、その後は大学病院に通いました。

※以前流産をした際に大学病院を受診していたことと、NICUがある安心感から、大事をとって同じ大学病院での出産に決めました。

大学病院では7週目から4週間に1回の妊婦検診から始まり、臨月になると週1回の検診となります。出産までに合計13回受診しました。

(コロナ渦で通常より少なかったかもしれません)

その間、必要なタイミングで様々な検査を受けなければならないため、1回の会計が3万円以上することもありました。まあ高いですね・・・。

下記は妊婦健診料・検査料の一例です。

初診妊婦健診料8,000円
再診妊婦健診料6,000円
超音波検査料3,000円
ノンストレステスト2,500円
採血検査(初期検査一式)26,700円
採血検査(中期検査一式)15,500円
採血検査(後期検査一式)2,900円
細胞診検査(子宮頚管)5,300円
細菌培養検査3,900円
引用元:東邦大学医療センター大森 妊婦健診料・検査料の一例(2010年8月30日)

妊婦検診では、この金額を全部負担するわけではなく妊婦健康診査受診券(補助券)を使った上で、足りない金額を支払います。妊婦健康診査受診券(補助券)は、市区町村から母子手帳と同時にもらうことができます。

妊婦検診のほとんどは、再診妊婦健診料6,000円+超音波検査料3,000円で会計は9,000円ですが、東京都大田区の補助券1回分利用で5,070円引かれるので最終的に1回あたり4,000円ほどの診察料でした。それでも高い・・・。

臨月に入ると、超音波検査に加えノンストレステスト(NST)という検査が毎回追加されます。これが1回5,500円なので、再診妊婦健診料6,000円+超音波検査&ノンストレステスト料(NST)5,500円で11,500円が1回の受診費用となり、補助券5,070円を使っても、支払額は6,430円です。高い・・・。

予定日を過ぎれば過ぎるほど検診が続くので出費が増えます。

ちなみに検診当日に補助券を忘れると割引は後から受けられませんので注意が必要です。

正常分娩の費用

病院の案内では、正常分娩で大部屋入院の場合69万円とありますが、分娩の状況によって金額は多少変わります。お釣りが来る場合も追加で支払う場合もあるようでうす。

私は、大部屋(4人部屋)入院&分娩時に促進剤使用した正常分娩でしたが、会計はほぼ案内通りの686,000円でした。

東邦大学医療センター大森病院の場合は、入院時に預かり金として22万円支払う必要があるため、総額686,000円から事前に支払った22万円+出産一時金の42万円を引いて約5万円を退院時に支払って終了です。

結果的に、健康保険から出産一時金42万円をもらっても、分娩費用だけで約27万円は自費となりました。

一人部屋を利用する場合は1日あたり追加で1万円前後かかります。

出産時に国からもらえるお金-出産一時金42万円について

健康保険に加入している人であれば支給対象になるのが出産一時金です。

妊娠4ヶ月以上で出産した場合一児につき42万円が給付されます。

育児休業給付金と違い、無職でも健康保険にさえ加入していれば給付対象です。

出産一時金は、自分でお金を受け取る方法と、健康保険から病院に直接支払いをしてもらう方法があります。

自分でお金を受け取る場合は、出産後に全国健康保険協会に申請します。

健康保険から病院に直接支払いをする場合は、病院に申請すると代理で全国健康保険協会に申請してくれるので楽でお勧めです。

退院時に、分娩でかかった費用から出産一時金42万を差っ引いた自己負担額が請求されます。

出産一時金よりも分娩費用が安い場合は、申請すると差額がもらえますが、都内の大学病院で出産する場合は出産一時金だけでは足りないと考えておきましょう。

支払った医療費がいくら戻る?医療費控除

妊娠出産を経て、我が家の年間医療費は約42.9万円で、医療費控除で還付された金額は約6.8万円でした。

年間の医療費42.9万円=医療費(約82.9万)−保険金などで補填される金額(出産一時金の42万円)
※年間の医療費には、妊娠出産にかかわらない虫歯の治療や
花粉症でかかった耳鼻科の診察料、薬代、病院までの交通費なども含まれます。
もちろん、生計を共にする旦那の医療費も合計しています。

医療費控除で6.8万もお金が戻ってくるのに申請しないなんてもったいないですね。

医療費控除とは、1年間に使った医療費が多くなったとき(一般的には10万円越え)申請すると所得税が安くなる(既に支払った所得税の一部が戻ってくる)制度で、生きる上でとても身近な節税です。

ここでいう医療費は、生計を共にする家族の医療費合計が対象です。

医療費控除には、確定申告が必要です。何もしなければ戻ってこないので注意です!(情弱でいると損しますね)

医療費控除の確定申告については、マネーフォワードさんのサイトでわかりやすくまとめられていたので詳しくは確定申告の医療費控除について(計算方法など)を参照ください。

健康に暮らしていれば10万円以下でおさまる医療費も、出産すると軽く10万円は超えますので、出産した年は医療費控除を使った方が絶対良いです。

いくら還付されるかは、医療費の他に所得、所得税率が関係してくるので人によります。

共働きで、共に所得が200万円以上の場合は、所得が高い方が税率が高いため、医療費控除を受けたときに還付される金額が大きくなる可能性が高いです。

医療費控除の確定申告は、夫婦どちらがやっても良いので、どちらが申請した方がより多くのお金が戻ってくるか計算してみてください。

出産後にかかった医療費

出産後にかかった医療費は約9,000円でした。

内訳は下記の通りです。

産後1ヶ月検診(母)6,000円
母乳外来3,000円
1ヶ月健診(乳児健診)0円

お母さんの体の復帰状況や母乳状況によっては、受診回数が増えるので私が受診したのは最低限だと思います。

生まれた赤ちゃんの診察や薬代は全て無料になります。

本当に助かります。国に感謝ですね。。。

先に買えば節約できた-出産1ヶ月以内に買い足したベビー用品

妊婦検診から分娩までかなりお金がかかることがお分かりいただけたかと思います。

最後に出産1ヶ月以内に買い足したベビー用品を3つ紹介します。

安い買い物ではないので、少しでも節約するために、楽天スーパーセールなどを活用して事前に購入しておけばよかったと後悔しています。。

これからママになる皆様の参考になれば幸いです。

ピュアレーン

乳首ケアの保湿剤です。赤ちゃんが舐めても大丈夫だと看護師さんがお勧めしてくれました。

私は病院の売店で購入したのでポイントもつかず残念でしたが、今から母乳で育てたいと考えているなら入院前に用意しておくことをお勧めします。

母乳で育てたいなら、自分の乳首を絶対に大切にしてください。

初めての母乳で、乳首が切れたり荒れると、3時間ごとの授乳で死にたくなりますので。。。(実体験)

電動鼻水吸引器

赤ちゃんの鼻水や鼻くそを電動で吸引できる機械です。

新生児の赤ちゃんが鼻詰まりでブーブー寝息を立てていると窒息死してしまうのではないかと気が気でありませんでした。

うちの子は寒い時期の生まれというのもあり、生まれて間も無く鼻くそがよく詰まっていました。撮ってあげたいけれど、細い綿棒でとるのは怖くて夜は鼻詰まりのせいで心配で寝られませんでした。

いろいろな種類の鼻水吸引機がありますが、衛生的でパワーもあります。私自身、買っておいて本当によかったアイテムと先輩に勧めらたので電動の鼻水吸引器を購入しました。

簡単に鼻くそが吸引でき、赤ちゃんも私も眠れるようになりました。

もうすぐ我が子は1歳を迎えますが、風邪を引くたびに鼻詰まりで母子ともに眠れない自体に陥ります。

その度に電動の鼻水吸引機は使えるので、早く買っておいて損はないです。

安い買い物ではありませんが、かなりお勧めです。

ベビーモニター

赤ちゃんを見守るカメラです。電気を消してもはっきり赤ちゃんの様子が確認できます。

子育て3種の神器を決めろと言われたら、ベビーカー、抱っこ紐に続き、ベビーモニターと答えるほど、かなり使えるアイテムです。

ノー子育て ノーベビーモニタ ってくらい必要不可欠です。

ずっと大人と同じ空間に寝かせる予定の方はいらないと思いますが、夜は早めに寝室で寝かせたり、赤ちゃんが眠っているすきにママがお風呂に入ったり、来客がきてうるさいから静かなところでお昼寝させたり、赤ちゃんが死角に入る場所で家事をしたり、、、

そんなときにベビーモニタがあれば、どこからでも赤ちゃんがはっきり見えて安心です。

利用用途にはキリがありません。

赤ちゃんの様子を見に行くだけで赤ちゃんを起こしてしまう危険性があるので、なるべく静かに、でもしっかりと見守るためのアイテムです。

いろいろな種類がありますが、このベビーモニタのいいところは

  • 暗闇でも赤外線の赤いライトが光らない(光が強いと赤ちゃんが少し目を開けたときに起きます)
  • 暗闇でも、赤ちゃんが呼吸している背中やお腹の膨らみが見える(うつ伏せでも、生きているかしっかり確認できます。本当に重要!!!!!!)
  • コンセントに挿して電源を入れるだけで使えます。設定不要
  • モニターが充電式でどこにでも持っていける

実家に帰る時も、旅行に行く時も必ず持っていきます。

赤ちゃんの安心・大人の自由時間のために、一家に一台お勧めです。

赤ちゃんが生まれる前に購入しておけばよかった商品の紹介は以上です。

最後に-たくさんはいらないけど最低限のお金の用意を

28歳で初めて妊娠したとき、私は妊娠出産にどれだけお金がかかるのか全く知りませんでした。

手当が出るし、自費が少なくても産めるだろうと考えていました。

しかし、子供ができてから初めて調べたら、お金が結構かかることが判明。

結局流産という結果になってしまいましたが、初めて私のもとに来てくれた赤ちゃんは、私にたくさんのことを教えてくれました。

ママ、ちゃんと準備しててね。と。

だから、妊娠出産についてイメージが少しでも付くように、ここに費用をまとめさせていただきました。

もちろん、病院を選べばもう少し費用を抑えて出産することはできると思いますが、東京で出産するなら手当だけでは出産できないと考えておいた方が良いです。

知ってれば準備できますね!!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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